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「おおすみ」が不具合で佐世保入港 乗組員で対処不能 大規模なら民間工場に外注か 南西方面防衛に艦艇修理能力不可欠

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(画像はイメージ)

 「おおすみ」が、推進系統不具合兆候で佐世保へ入港
 故障は、三井造船16V42M-Aディーゼルか。他部位に比べ主機故障の可能性は高い。
 2軸可変ピッチなので故障側を回転停止して航行可能
 ガスタービンと比べディーゼルは、機関そのものを交換しなくても修理し易い。
 原因不明でも部品交換で故障部位特定はできる。それができない状況か。
 乗組員が対処できない故障なら佐世保まで戻る必要あり、大規模な修理なら民間工場に外注か。
 今回の不具合により訓練縮小。 実戦なら、相当な戦力ダウン
 南西方面の防衛を考えれば現地での艦艇の補修能力は不可欠

〇輸送艦「おおすみ」が故障

 「海上自衛隊によると、おおすみは27日に呉市(広島県)から佐世保市(長崎県)に移動している途中、推進系統の機器で不具合の兆候を確認した。28日に佐世保へ入港したが、31日現在も不具合箇所などを確認している。」と琉球新報が報じた。
 この故障の影響で、偵察用ボートによる着上陸訓練などを取りやめ、陸自側の参加規模が当初の約230人から、数十人に縮小となったようだ。
「陸自、沖縄での日米共同訓練の規模縮小 輸送艦の故障で着上陸など取りやめ 2021年1月31日 14:40」
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1264948.html

〇故障は何か?

 著者の記憶では、海上自衛隊艦艇の故障の話を見聞きした覚えがない。色々検索してみたものの故障の記事を見つけることができなかった。そうは言っても事故と異なり外部に公表されていないだけのことで、全くないと言うことはないのかもしれない。
 今回の「おおすみ」の故障個所は推進系統と報道されている。推進系統とは主機、要するにエンジンから、減速ギア、プロペラシャフト及びスクリューのいずれかのことを指していると思われる。
 おそらく推進系統の信頼性は高いのだと思う。私は航空自衛隊に居たが、船舶の機関とは異なるとは言え、機関のトラブルで覚えているのは、それ程多くはないからだ。報道されたのは入間で墜落した練習機ぐらいである。たしかエンジンの火災であった。私は製造工場で監督官をしていたこともあるので、不具合報告は確かに上がって来てはいた。1回、破損したエンジンが送られてきたことはあったが、殆どは補機類の不具合でミッションアボートにならない程度のものだったのだろう。航空基地にいるとエマージェンシーが頻繁にかかるのだが、油圧などが多かったと記憶している。車両のエンジンでも、小さいものはいくつかあったが36年の在職中でも数年に1件だった。そうそう壊れるものではない。
 現在、海上自衛隊が艦艇の主機として使用しているものは、大別して、ガスタービンとディーゼルである。最近までスティームタービンもあったが今はもうないだろう。
 ガスタービンというのは、ジェットエンジンの一種というよりも、ジェットエンジンがガスタービンの一種だ。実を言えばジェットエンジンの中心部であるコアと呼ばれる部分は基本的に航空機と共通のものが多い。まあ、細部の部品などで違うものを使っている可能性は無くはないのだが、おそらく現在では航空機エンジンのコアを流用したものが多数派だろう。
 ディーゼルというのは、要するに大型トラックなどのエンジンと、大雑把に言えば同じである。
 現在、海上自衛隊の艦艇に限らず、船舶の主機の多くはディーゼルである。海上自衛隊では、護衛艦など戦闘艦には殆どガスタービンを使用しており、支援艦と潜水艦にはディーゼルが使われる例が多い。CODOGやCODAGなどガスタービンとディーゼルを組み合わせる場合もある。民間の船舶では、高速の客船などの一部にガスタービンが使われているものの、現在では殆どディーゼルが用いられていると言ってよい。

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