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自衛隊調達巡り(131)第1列島線、第2列島線の海底把握か?海底地形データ等の収集

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入札日:令和3年7月26日
海上自衛隊横須賀地方総監部
海底地形データ等の収集
https://www.mod.go.jp/msdf/bukei/y0/nyuusatsu/03-1-2001-2250-0001.pdf

 仕様書が受領することとなっており添付されていないので細部は分からない。
 履行場所の欄に「海洋業務・対潜支援群」とある。この部隊の任務は、日本近海の海洋データ(水質、水温、潮流、海底地形等)、水中の音響資料、その他対潜戦術資料を収集・分析・研究して護衛艦、航空機に資料として提供することだそうだ。
 したがって、海底地形データ等の収集は、本来の任務に含まれるところであるのだが、海上自衛隊だけでは手が足りないのだろう。
 そもそも海上自衛隊は、海洋観測艦はあっても、測量艦を保有していない。もちろんある程度の機能はあるだろうが数も少ないからだ。
 本来、海図を作成するのは海上保安庁海洋情報局である。また学術的な目的ならJAMSTECも海底地形の測量を行うことはあるようだ。
 ちなみに海洋業務・対潜支援群は、自衛艦隊に属する部隊である。海上自衛隊はフォースユーザが自衛艦隊と地方隊の二段体制になっているのが特徴だが、地方隊の方は、海洋データの収集などの任務をもっていないから、同群が日本近海全体を担当していることになる。
 海底の地形についての知見は、極めて低いのが現状である。なぜなら広大な上に、大量の海水の下にあるからである。直接、海底を見ることは潜水艇やROVなどを使っても極めて狭い範囲しか見ることしかできない。現実的には音波を使うことになるのだが、これも不正確で時間が掛る。音波によって測量されているのは、殆ど航路帯だけといってよい状態で、高解像の海底地図が作られているのは全海洋の19%に過ぎないのである。
 したがって重力の変異を人工衛星で観測して全体像を把握しているのだが、解像度が2km四方が限度であり、相当、大きな山でもない限りは、海底の凹凸は存在すら認識されないという状態なのである。いわば狭山丘陵や筑波山がボヤっと見える程度で、愛宕山などは絶対に見えない。
 こんなレベルでは、潜水艦が狭山丘陵ぐらいの山の谷間にでも入り込めば、山と一体化して見つけることができないわけである。
 沿岸や海峡などは、船舶の航行の安全の為に海底地形を知ることは重要だから、そのような場所は海上保安庁が測量しているが、とても日本周辺の海域を測量することは困難だ。
 本調達は、今年度末までの契約であるから、もちろん周辺海域全部は無理な話である。例えば大島付近の海底の山を一つ測量するだけでも、かなりの距離を往復するので何か月も掛るらしい。
 となれば、どこを測量するのだろうか。沿岸部はすでに測量されているだろう。潜水艦が通常、潜航できるのは数百メートルだ。しかし、ソナーなどの音波は海底に反射するから、深海も関係ないとは言い切れない。
 やはり優先度が高いのは、海底山脈などのあるところではないだろうか。そうであれば第1列島線を構成する南西諸島か、第2列島線を構成する伊豆、小笠原諸島の辺りだろうと思う。

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