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自衛隊調達巡り(195)海底地形データ2件 臥蛇 小臥蛇 与那国 波照間 不明点多し

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入札日:令和4年3月22、23日
陸上自衛隊第431会計隊(立川駐屯地)
海底地形データ2件
https://www.mod.go.jp/gsdf/eae/kaikei/eafin/koukoku/20220322-431A-1360.pdf
https://www.mod.go.jp/gsdf/eae/kaikei/eafin/koukoku/20220322-431A-1360-1.pdf
https://www.mod.go.jp/gsdf/eae/kaikei/eafin/koukoku/20220323-431A-1380.pdf
https://www.mod.go.jp/gsdf/eae/kaikei/eafin/koukoku/20220323-431A-1380-1.pdf
 関連性が高いので2件を同時に取り上げる。履行期限が3月31日と非常に近いので、この記事を公開する際にはもう終わっているだろう。文中には努めて早く納入することを求める記述もある。なにか急いでいるようである。もちろん年度末ということもあり単に年度内の予算執行と支払いというもの一つの理由ではあるかもしれないが良く分からない。
 仕様書の作成はどちらも地理隊となっている。両方の調達とも番号などを除けば、違いは対象とする要求範囲が、前者は「臥蛇島及び小臥蛇島」後者は「与那国島」「波照間島」となっていることだけである。
 臥蛇島及び小臥蛇島は鹿児島県のトカラ列島に属し、後者は沖縄県の先島諸島に属するが、陸上自衛隊の防衛区域ではどちらも西部方面隊の管轄区域である。

 ところがこの調達は東部方面隊のものだ。もちろん地理隊が東立川に所在するからであるわけであるが、この調達そのものが方面隊主導で行われたものではないということであろうと考える。
 それは地理隊が陸上自衛隊陸上総隊直轄の情報科部隊であるところの中央情報隊直轄の地理情報専門だからだ。つまり会計については東部方面隊の管理を受けるが、この計画自体が陸上総隊のものだろうということだ。
 東部方面隊も西部方面隊も、陸上総隊の隷下であるから、レベルが一つ上ということである。

 臥蛇島とは、Wikipediaによると「トカラ列島で最大の中之島の西約28kmに位置する無人島である。1970年(昭和45年)に全島民が移住し無人島となった。」とある。場所は、北緯29度54分11秒 東経129度32分30秒だ。面積4.07km²、海岸線長9km、最高標高497mといった島だ。
 小臥蛇島は、臥蛇島の東南東約5.6kmに位置する島で、有史以来の無人島だそうだ。面積0.5km²、海岸線長2.5km、最高標高 301mである。

 臥蛇島については、島が所在する自治体である十島村が、臥蛇島を無人島として放置すれば外国人の不法上陸や逃亡犯の潜入が懸念されるとして自衛隊の常駐を求めてきたそうである。
 ただ、十島村は同時に「トカラブ(出会い交流ツアー)」や「島暮らしフェア」なども企画していたということで、その辺りはどのような動きがあったのかはわからない。

鹿児島 暴露クラブ
http://bonkurakun77777.blog.fc2.com/blog-entry-1114.html?sp

 陸上自衛隊が本格的な離島奪還作戦のための訓練場を整備することとなり、平成31年度から5年間の「中期防衛力整備計画」で訓練施設として整備したようだ。
 与那国島と波照間島については有人国境離島ということで、離島奪還作戦のための基礎資料を得るものと思われる。
 この調達による海底地形データの使用目的は、計測、分析、見積、地形把握、地形図作成及びデータ検証なのだそうだが、これだけでは良く分からない。
 「水路調査規定測深基準」という用語が出ているが、水路測量はあっても水路調査という用語が検索しても出てこない。測深基準についても同様でIMOの公的な基準があるなら検索に出てこないのは何か変である。
 一番不思議なのは両方の仕様書の別紙に示される要求範囲である。島の周囲に赤い線で範囲が示されている。これについて下のサイトに記載された水深と比較してみた。

みんなの海図
https://mar-nets.com/member/

 これが不思議で、確かに30m付近の等深線に近いラインではあるのだが、所々、外れるのである。臥蛇島については概ね30mであるが、小臥蛇島については北北西に延びる30m未満の浅海面が切られている。与那国についても南東側の部分が水深1mの部分に赤い線が引かれている。波照間島の北西に続く浅い海域も若干異なるようだ。しかも赤い線はあたかも実測したように細かな屈曲があるが、水深を見るとそのような尾根も谷もない。
 だからといって島の汀線から一定の距離でもない。たとえば上陸作戦に係わるものなら島の見通し線との絡みがあるかとも思ったが、そのような関係も見いだせなかった。果たして、この要求範囲は何を意味するのだろうか。
 上陸作戦においては敵陣からの見通し線が重要になる。見通し線があると移動する上陸用舟艇なども直接照準火器で撃破されてしまうからだ。これが間接照準火器の為の砲兵観測所なら照準されても、後方の火砲に情報を送るまでの時間がかかるから、移動目標を狙うのは至難の業となるのである。

 臥蛇島においては海岸から最大で約500mだ。与那国島では北東部で1km、波照間島では北西に4㎞といったところだが、近いところでは殆ど海岸線との距離がない。
 一概に言えないのだが、砂浜などの海岸からは遠いようにも思える。単純に標高との関連も言いづらく、どこから見てということもあり、なかなか難しい。
 高台から見ると地面に邪魔をされて下の方が見えなくなることがある。ちょっとした微地形で大きく見える範囲は変わってしまうが、細かく研究したのかもしれない。おそらく見通し線や水深などを総合的に線引きしたのかも知れない。

 あるいは着底式機雷などの敷設に関しては海底の底質なども関係しているのかも知れない。
 要求範囲の広狭は、支払う費用に係わるから、いい加減なものであるとは考えにくいが、不思議な線である。
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(資料番号:13.2.16-1)「我が国にとっての島嶼防衛―『尖閣諸島防衛』及び『先島・沖縄諸島防衛』という二つの命題」『修親』2012年11~12月号連載
(資料番号:13.1.21-4)「日本の安全保障戦略構想における島嶼部東南アジアの意義と役割―インドネシアの脅威評価と能力ギャップに関する国内政軍関係及び周辺諸国との戦略的関係の分析―」(防衛研究所平成22年度基礎研究成果報告書)
(資料番号:13.1.15-4)「島嶼部の戦いにおける成功要因と教訓―米軍のガダルカナル戦での勝因について―」『陸戦研究』2012年9月号掲載
(資料番号:12.12.3-1)「『離島の作戦における普通科の戦い方』について」『FUJI』2012年4~8月号連載
(資料番号:12.11.3-1)「離島の作戦改定理由書」(陸上幕僚監部 2007年1月)
(資料番号:12.4.2-1)「離島の作戦」(陸自教範5-01-01-02-18-1)
(資料番号:12.2.28-1)「与那国島への自衛隊配備に関する質問&答弁書」(内閣衆質180第45号 2012年2月14日)
(資料番号:12.2.20-1)「『湾岸の夜明け』作戦に掃海部隊派遣」(「海上自衛隊50年史」から抜粋)
(資料番号:12.2.20-2)「落合畯オーラル・ヒストリー」
(資料番号:12.2.20-3)「朝鮮動乱特別掃海史」(平成21年1月5日 掃海OB等の集い世話人会)
(資料番号:11.10.6-3)「中国の南太平洋島嶼諸国に対する関与の動向―その戦略的影響と対応―」『海幹校戦略研究』第1巻第1号(2011年5月)掲載
(資料番号:11.9.6-5)「中国の機雷戦」(2009年6月)
(資料番号:11.8.5-1)「『海底資源紛争に関するケーススタディ』に関する調査報告書」(平成22年度防衛省委託研究)
(資料番号:10.7.2-1)「与那国島上空の防空識別圏の見直しについて」(2010年年6月24日 防衛省)

○『軍事民論』第515号(2012年4月2日発行)
 〈特集〉陸上自衛隊の離島奪回作戦―陸自作戦別教範「離島の作戦」より
○『軍事民論』第517号(2012年5月7日発行)
 〈特集〉自衛隊が構想する「対着上陸作戦」―教範、教程、オーラル・ヒストリーより

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