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もがみ級FFMは何で出来ている?鋼船では磁気機雷が感応 平面的なのは非磁性が壊れる加工を避けたか

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 かつての掃海艇の材料だった木材は1.25663760×10^−6であるから、ほぼ空気と同じだ。かつて大型艦の上部構造物につかわれたアルミニウムも1.256665×10^−6で同じ程度である。掃海ヘリなどの航空機も概ねこの値だろう。
 プラスチックの数値がないが、近いものとしてテフロン が1.2567×10^−6だから、最近の掃海艇のFRPもこんなものだ。
 そこで、いま問題としているオーステナイト系ステンレスだが1.260×10^−6 ~ 8.8×10^−6とバラつきがある。これは加工などで変化し易いからだろう。小さい場合は磁束を収束することはないが、高い場合、フェライト (マンガン亜鉛系)の8.0×10^−4ぐらいになる。それでも炭素鋼の3~4倍程度になるわけだ。なかなか気難しい材料である。

 真空より小さい数値になるのはサファイヤ、銅があり、ビスマスは水より小さいが、まあ銅は、まだ良いとして他は船にはなりそうもない。サファイヤの船だとしたら、それは豪勢なものだが、熱伝導率が高いから冬のオホーツク海などで運用したら海水が凍って氷山になってしまうだろう。まあ豪勢と言ったところで所詮、不純物の入ったアルミニウムの錆びに過ぎない。錆びのでは締まらない。        ビスマスの船は火事になったら融けてビスマスの粒になってしまう。まるで「かちかち山の泥船」だ。一番小さいのは超伝導物質で透磁率は0である。これだと全ての地磁気を弾くので船が空を飛びそうだ。もがみ級FFMは、水に浸かっていて吃水が水中に沈んでいるから、超伝導物質ではないことは明らかだ。
 もがみ級FFMの材質は公表されていないし、今のところ状況証拠しかない。あくまでも掃海任務に使うと公表されていること。10年程前にステンレス製の構造が研究されていること。そして平面の多い形状であることしかない。一方で、透磁率から見れば、十分注意を払えばオーステナイト系ステンレスは、掃海任務に使う艦に使えそうだということだ。
 おそらく、もがみ級FFMの上空を哨戒機で航過してMADで計測すればわかるだろう。これほどの大型の艦艇を作れる材料は限られるからだ。自ずと選択肢は狭められる。

 見た目では分かりようもないが、今後、消磁所や磁気測定所にどれくらいの間隔で入るかで分かるかもしれない。それと気になるのは腐食だ、ステンレスは内部で腐食が広がる性質があるので目視検査だけではわからない。CFRPも内部破壊が分かり難い。しかも船である以上、航海中に応力を帯びて、段々磁性を帯びてくる可能性がある。それらを考えると結構、艦齢が短い段階で用途変更になるかもしれないし、火災にでも合えば修理したとしても磁気を帯びて掃海任務に使うのは難しいだろう。まあ今後、何年使われるかで、何で出来ているか分かる可能性はある。

〇どのように運用するのか

 FFMの所属は護衛艦隊直轄の十番台護衛隊であるのに対し、消磁所や磁気測定所は横須賀(造修補給処)、呉(阪神基地隊)、佐世保崎辺(造修補給処)など各地方隊に所属している。更にFFM乗員への教育訓練については自衛艦隊直轄の掃海隊群(横須賀船越地区)である。
 現在、掃海艦・艇については、地方隊直轄の40番台掃海隊に半数近くが所属していて部隊指揮上、同じ指揮系統にある消磁所等とは近い。しかし今後、直轄掃海隊は減勢され、護衛隊所属のFFMが派遣されてくることになる。掃海隊群の掃海艦・艇については、系統上は同じ自衛艦隊だから、自衛艦隊から地方隊を通じてということになるのだろう。
 それにしても複雑な感が拭えない。同じ海上自衛隊内とは言え、統合部隊化しないと、フォースユーザがまちまちで一元的には動き難いのではないだろうか。      いっそ陸上自衛隊も水際地雷敷設を行うことである。

 掃海隊群は水陸両用作戦を担任することになったのだから、統合部隊を作るべきなのかもしれない。
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