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自衛隊調達巡り(38)自動警戒管制システムの整備(会社技術支援)

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入札日:令和3年4月12日 
航空自衛隊第3補給処
自動警戒管制システムの整備(会社技術支援)
https://www.mod.go.jp/asdf/3dep/prd/nyuusatsu/nyuusatu_pdf/koukoku/k62.pdf
https://www.mod.go.jp/asdf/3dep/prd/nyuusatsu/nyuusatu_pdf/shiyousyo/s62.pdf

 第3補給処というのは電子機器関連の補給を行う補給処で入間基地に所在している。入間基地に所在する部隊や機関は多数あるが、中部警戒管制団に次ぐ規模がある。入間基地の運動会があり、綱引きで加熱した優勝争いをするのが第3補給処と第2輸送航空隊だ。私が所属した第1高射群や第4補給処からは冷めた目で見ていた感がある。特に米国射場での年次射撃を控える高射群にとっては、運動会どころではないという印象だった。
 この調達は、技術支援が対象である。装備の整備を担当するのは自衛隊自身であるが、故障などで高度な技術を必要とする場合などには会社の技術力を調達することになる。
 自動警戒管制システムというのは、把握された在空目標に対して要撃に必要な諸元を計算し、要撃機を誘導するシステムのことで、現在は「ジャッジ」というシステムを使用して、3代目に当たる。初代は「バッジ」で、米国の「セイジ」やNATOの「ナッジ」に倣ったものだ。2代目の「新バッジ」を経て、現在の「ジャッジ」に至った。
 私は初代の「バッジ」システムの末期にレーダーサイトのオペレーションルームで勤務したことがある。話ではその後「新バッジ」になりレイアウトが大きく変わったそうである。

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