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入札日:令和3年8月20日
海上自衛隊横須賀地方総監部
濃縮ウイスキー(南極用)
https://www.mod.go.jp/msdf/bukei/y0/nyuusatsu/03-1-3324-3720-0008.pdf
聞いたことが無かったので気になって取り上げてみた。南極観測の名物なのだそうだ。どうやらアルコール度数を上げることらしい。他の成分が濃縮されているのかは、どうやら微妙なもののようだ。
2015/12/08 08:43 南極地域観測伝統 コンクウイスキーの配布
https://kachimai.jp/feature/antarctica/article.php?id=22
asahi.com(朝日新聞社):なんとアルコール度55.3 … 2009/12/06
https://www.asahi.com/antarctica/whitemail/TKY200912080222.html#Contents
通常のウイスキーのアルコール濃度は37%程度だが、濃縮ウイスキーでは55%を超えるそうだ。度数を高くするのは極寒の中で凍結しないためだそうである。ペットボトルなどでは容器が融けるとも上の記事には記載されている。
もろみのアルコール濃度は7%だが、蒸留することで一気に65~70%になるそうである。ということはコンクウイスキーの場合だと濃縮ではなくて希釈するのだろうか。なお連続蒸留器では共沸が起きる手前の95%まで度数を上げることができる。
蒸留においてはアルコールだけではなく、様々な揮発成分が蒸留されるそうである。連続蒸留器では短時間に度数が上がるため、アルコール以外の濃度は上がり難いとのことであり、これらの成分は単式蒸留器の方が濃縮されるようだ。
ウイスキーのアルコール度数と味わいに影響を与える蒸留について学ぶ
https://tanoshiiosake.jp/2941
WHISKY MUSEUM ウイスキーを知る 蒸溜の話 蒸溜の機能
https://www.suntory.co.jp/whisky/museum/know/jouryu/kinou.html
さらに濃度を上げるためには、石油成分の一つであるペンタンを加え共沸点を上昇させて行う。この場合99%以上になる。いわゆる無水アルコールである。
なお消毒用アルコールの濃度は、日本薬局方では76.9~81.4%である。上の話だと融けると言っていたが、消毒用アルコールのプラスチック瓶は平気なのだろうか。
70%程度のアルコールでは、水素結合+疎水結合によりポリマー様構造を形成し、水分子と会合することにより、大きな疎水性表面を持つクラスターを形成することで殺菌能力が高くなるそうであり、80%以上では、その効果は失われる。
西 信之、最田 優「ウィスキーの中のクラスター化学と工業 47」(1994年)
https://iss.ndl.go.jp/books/R000000004-I3866114-00
液浸標本で、DNAを保存する場合は無水アルコールを使用するという話を聞いたことがある。
70%なくても、40%以上であれば両親媒性を持つために、細胞膜など脂質膜やタンパク質を変性し細胞膜を壊したり、穴があけることで細胞内容物を漏れ出させる生理作用があるので一応、これでも殺菌効果はあるようだ。通常のウイスキーではやや弱いということになる。エンベロープウイルスの脂質を溶かすことはできるだろう。
結局、何を濃縮したのか。そもそも濃縮したのか希釈したのが良く分からない。
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